世界穿孔日記

飽き性な新社会人の日記です。読書・サイクリング・デジタルガジェット・カメラ・文房具などに興味があります。

2014年:エクストリーム夏ツーリング|5日目

おそらく学生時代最後だと思われるキャンプ。
ゴアテックスを着ての銀シート寝袋はとても快温で、朝までぐっすりと寝られました。

↓夏の旅ならば銀マットでも十分暖かい

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今日の目的地は水上温泉です。GWにとてもよくしてもらったユースが、今日の宿となります。

着いたらすぐに荷物を置き、一ノ倉沢・奥利根湖へアタックする予定です。
しかし、水上の天気は怪しく、どうするかは現地に着いてから判断するという状況に。
なにはともあれ、まずは水上温泉への81キロアタックです。

朝の時点での天気は晴れ!
さっさとテントを畳み、草津温泉へ向かいます。

早朝の草津温泉

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キャンプは草津温泉が最後。
喜び勇んで、テント・エアーマット・ガスボンベなどをコンビニで自宅へ送ります。
すごい、背中が軽い!

荷物の軽さに、心も軽くなりながら本日の行程スタートです。
草津温泉からの道は緩い下りから始まります。

道の駅六合の先より日本ロマンチック街道に入ると、いよいよ暮坂峠が始まります。この暮坂峠、とても雰囲気がよく、走ってて気持ちのいい道でした。

今回の旅で走ってて一番楽しかった峠はここでした。 以下、「あなたが暮坂峠に行くべき3つの理由」(はてな風)

まず第一に車が少ない。自転車を立てかけての撮影もゆっくりとできます。

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次に風光明美な風景。川のせせらぎを背に、苔むした石垣とか最高ですね!

DSC_0708 そして、なにより道中に飲める湧き水がある。キリッと冷えてて美味しいです。

DSC_0712 本当にいいところでした。皆さんもぜひ行って見てください。

また、この峠は若山牧水が歩いた場所らしく、途中に案内板がありました。なんか文化的な匂い!
頂上にはお地蔵さんや若山牧水にまつわる(?)石像などがあります。

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↓雰囲気レンズSigma F1.4の面目躍如たる様を見よ!

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もちろん、自転車の写真も忘れずに撮ってます。

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のどかな空気に触発され、マイペースに暮坂峠を下って行きます。
開けているところで撮影。いい天気!↓

DSC_0732 走っていると、道中に「ひまわり一万本」という看板が!
しかもその下には「ネコの家」とも書いてある!!!
時間には余裕があるし、寄ることにしました。

ひまわりが一万本あるという「大岩フラワーガーデン」は本道から激坂を登った先にあります。
入場料700円を払い中に入ると、まず目につくのが大岩です。
その岩を見るべく坂を上がると、そこにひまわり畑があります。
素晴らしい天気にたくさんのひまわり。今写真を撮らずしていつ撮るのか!!!

まずは普通に一枚。

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ランドマークである大岩と一枚!

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単焦点レンズらしくボカして一枚!!

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バリアングル液晶を使ってローアングルで一枚!!!

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いやー、たまらないですね笑

写真を堪能したあとはお楽しみ、ネコの家です。
赤いプレハブ(?)のような建物の中に沢山ネコがいるのが見えます・・・!
さっそく突入!
こんなところに!
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こんな辺鄙なところに!!!

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天国があったなんて!!!!!

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猫好きにはタマランです┌(_Д_┌ )┐

きりっとしてた二匹が・・・

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デレ・・・?

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デレデレデレッ!

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痒がりちゃんから

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イケぬこ様まで!

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今なら死んでもいい気がする。
本当に素晴らしいところです。

そして本日のベストショットがこちら↓

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圧倒的美しさ・・・!!!
行ってよかった!

後ろ髪を引かれる思いでネコの家を後にし、緩い下りを走っていきます。
正直この辺の道は、ネコのインパクトが強すぎてよく覚えていません笑

こちらの写真を見てください。
大岩フラワーパークを出てから2時間後に撮影した写真です。
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影が薄くなっていることが分かると思います。
これは天気が悪くなり、太陽が雲に隠れてきたことを表します。

雲行きはどんどん怪しくなり、本日の目的地水上温泉に着いた時には雨がぱらつきそうなところまで悪化していました。

宿に入ると・・・そこには2ヶ月ぶりのペアレントさんが!
ここまでどうやって来たかを説明すると、「相変わらずハードなことをやるねー」と言われました(笑)

さて、ペアレントさんによると、今日のこれからの天気は下り坂なので、もう走らない方がいいということでした。
現地の人がそう感じているのなら、従うのが正解です。
自転車・荷物を置いたあと、もなと二人で近くの温泉へ行くことにしました。

宿から徒歩で15分の「湯テルメ・谷川」という温泉です。
開けた場所にある露天風呂は気持ちよかったです。

ただここの欠点は虻が多いことです。
なんとここ、虻を潰すためのハエ叩きが常備されてます。
ここに来た小学生の兄弟が、これを巡り喧嘩していたのが忘れられません。
心ゆくまで湯船につかり、アイス・コーラをキメ宿に戻ります。
夕食までは時間があるので、本を読んだりとのんびり過ごしました。

夕食は他の客と一緒です。バイク旅のおじちゃん達がほとんどで、皆さんの旅慣れてる感が凄かったです。ここのユースはいい、とか「ユース」の話で盛り上がれるってすごいですね。

その後は、ペアレントさんが秘境の温泉に連れて行ってくれました。今回行ったのは本当に秘境で、「ここ、本当に一般に開放してるの?」と疑問に思うレベルでした(笑)
ここでもまた、食事の時と同じように旅の話をしながら温まります。
ユースというのは旅が好きな人が集う場所です。当然、一番共通の話題は旅の話になるのです。

宿に戻ると、今度は「お茶会」が始まります。これがお茶会と言う名の居酒屋モードなのですが、それは現地に行ってのお楽しみと言うことで(笑)
僕的には、デジタルガジェットや猫の話ができて楽しかったです。

あと高級な酒を見た時、もなが「ここは天国なのか!?」みたいな顔をしていたのが忘れられません(笑)

飲み会 お茶会も23時にはお開きになり、就寝です。
明日は一ノ倉沢・奥利根湖を合わせるととてもハードなルートになります。
天気予報を見ると、雨に降られることはほぼ確実なようです。
夢から現実に戻され、ちょっと憂鬱な気持ちで眠りに着きました。

2014年:エクストリーム夏ツーリング|4日目

ついに第一のメインイベント、「渋峠」の日がきました。

今日のルートは軽井沢から草津温泉です。
草津温泉のキャンプ場に着いたあと、荷物を置き毛無峠・渋峠にアタックする予定です。

6時起床。
崩れそうな天気に思いを馳せつつ、7時すぎには出発します。
道は緩いアップダウンが続くだけの作業ゲー状態です。
順調に進み、11時半には草津温泉のキャンプ上に着きました。

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すぐにキャンプを設営し、渋峠へと向かいます。

麓のセーブオンで存分に補給し、いよいよ渋峠へのアタックです。
休憩中に雨が降り始めましたが、アプリによれば通り雨なようです。
路面が濡れた状態でダウンヒルをするのかと思うと、ちょっとげっそりします・・・。
しかし、最悪の事態(雨の中ヒルクライム)は避けられそうなのでホッとしました。

渋峠への登りは、別荘地から始まります。
それから徐々に木が低くなっていき、低木だけになります。

これは火山活動による硫黄の毒性に木が耐えられないことが原因と考えられます。
お陰様ですごく開けた、普通の峠とは一味ちがう景色が見られるわけです。
こんな看板もあります↓

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ここらへんはすごく硫黄くさいです。
撮影で立ち止まった友達は翌日喉が痛くなったので、冗談ではなく本当に危険な濃度みたいです。
ここらへんまではまだ景色が開けていて綺麗でした。

しかし、スキー場を過ぎたあたりから霧がかかってきます・・・。
いや、これは霧じゃない。
雲の中に入っているんだ!!!

徐々に斜度も上がって来て、疲れも出てきました。
今回の目的は、足をつかずに登ることではなく、楽しみながら登ること。
そこを見失ってはいけません.
撮影休憩を挟みながらのんびりと上がっていきます。

そして、午後15時。ついに渋峠制覇!
日本国道最高地点に到着です!
あいにくの曇りですが、撮影にいそしみます。

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そのうち、他にも自転車乗りがやってきて、二人での写真を撮影してもらえました。

展望?ナニソレオイシイノ?

頂上から少し進んだところには峠の茶屋があります。ここで、登頂証明書をもらうことができます。

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疲れた体にパンが染みますね・・・w

30分くらいは休んだでしょうか。
依然、道路は霧がかっています。待っていても変わらなそうなので、思い切って突っ込みます。
装備はもちろん、正装(?)である上下蛍光オレンジのゴアテックス!
視界が10mもないので、スピードを出さず安全第一での下りです。
もちろん、要所要所で写真を撮ることは忘れません(笑)

18:65無事キャンプ場へ帰還。
風呂の準備をした我々は、すぐに草津温泉へ繰り出すのでした。

 

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二人とも予備情報はゼロ。
まずは足湯に入ってスマホで情報収集をしようとのんびりペースです。
ところが、運のいいことにそこにいた地元のおじちゃんが色々教えてくれたのでした。

彼が言うには
草津には無料の温泉がたくさんある」
ということらしいです・・・!
これは行くしかない!

と、その前に。
お腹が空いてきたので、温泉卵でエネルギーチャージです。
これがビックリするほど美味しい。

さて、気を取り直してまずは一番大きい白旗の湯に行きます。
お湯を体にかけるとあっづい!
足を湯船に浸すとぢぐぢぐと小さい針で刺されているような痛みがあります。5秒我慢すると、足が真っ赤になります。
人が入る温度じゃない、と思うのですが、周りのおじさんは普通に入れている不思議。
せっかくだからと心の中で奇声を上げながら、何度もお湯を浴びました。
湯船には入れずに撤退!

次は子代の湯です。
薄暗く小さい脱衣所で緊張感を募らす二人でしたが、ここは普通の温度(42度くらい?)でした。

最後の占めは⚪︎⚪︎の湯。
無料の温泉は体を洗うスペースがないので、最後はは有料のに行きます。
ここもまた、舐めると苦いいかにも温泉という水質でした。

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草津温泉でのベストショット。電灯の暖かい感じがうまく伝わる写真だと思う。

温泉を堪能した後はセーブオンにて夕飯を買い、キャンプ場に戻ります。
温泉街→コンビニ間は激坂なので歩きです。

夕飯に何を食べようかと考えていると、自分の中であるプランが形になってきました。
旅しているからこそできる、オーバーカロリー食、
「麻婆豆腐 & カップ麺 in 残りご飯」

品揃えの少ないセーブオンで、「何かパッとしないなー」という顔をしていたもなも、僕のカゴを見るなりニヤッとしカップ麺を買うのでした。

明日は水上温泉への移動日。
そんな気負う距離でもないと思うとグッスリ寝られました。

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↑きっとこのテントを使うのはこれが最後。2年生の夏合宿から4年間、よく頑張ってくれました。

2014年:エクストリーム夏ツーリング|3日目

いよいよ、ツーリング本番スタートです!
今日の目的地は「軽井沢」。
総走行距離120km、獲得標高1800mです。
僕としては、渋峠のある草津温泉に行くのが目的であり、軽井沢はその中継地点でしかないという認識でした。
ところがどうして、道中には予想以上に面白いものがありました。

朝8時、研究室合宿が終わりいよいよツーリング本番スタート。
攣った両足はかなり回復していて、出発前よりも体力がついた気さえします。
また、一日目はリュックに入れていた米二合・ガスボンベ(太文字)をキャリアに移し、ダンシング時の負担を減らすようにしました。

ツーリング一日目と比べると、格段に良いコンディションだと言えます。
天気がよくて暑いですが、雨よりは全然マシです
景色のいいところで撮影したりしながらのんびりと走ります。
一日目、ペースを上げすぎて自滅したのを反省し、マイペース走行です。

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32kmで休憩したあとは、登りが始まります。
たらたらと登っているうちに、山梨県が終わり長野県へ。

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そして60km地点、謎のオブジェがあるところに着きました。

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なんと、JRの鉄道最高地点がここらしい!
僕らは知らぬ間に鉄道スポットに来ていたみたいです。
ちょうどいいので、ここでお昼にしました。

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ここのプリンが濃厚で口溶けもよく、素晴らしかったです。

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食後、ちょうど電車が来たのでパチリ。

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近くには日本一高い駅もあります。

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その後、展望スポットとしてそこそこ有名な平沢峠へ。
その時撮った写真がこれ
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う~ん、微妙な展望・・・。
しかし今思えば、今回の旅で一番見晴らしが良かった峠はこれだったかも・・・。

 

その後は特にそれというトラブルもなく、無事18時にはキャンプ場に着いたのでした。
軽井沢は小さいころ毎年来ていたので、マイホームな感じがして落ち着きます。
こう、木々の植生とかが馴染み深いように感じるんですよね(←この気持ち分かる人いますか?

実に2年ぶりのキャンプ。
ロゴスのテントは、支柱のゴムが伸びきっていて設営が大変でした。
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数年ぶりのキャンプ自炊はレトルトカレーです。

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今回は100km越えルートばかりなので、基本的にご飯+レトルト食品というズボラキャンプ飯で行きます。
  頑張ったご褒美にチーズハンバーグを入れちゃいました。

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う~ん、やはりキャンプ飯はうまい!

コインランドリーに行ったり、自炊の片付けをしたりしているうちに夜は更けていくのでした。
初めて使うエアマットに銀マット寝袋でしたが、とても快適でぐっすりと眠れました。

2014年:エクストリーム夏ツーリング|2日目

研究室合宿という名の回復期間です。
ドッチボール大会ですぐに体力切れし、自分の疲れ具合を自覚しました。
温泉で昨日攣った部位を揉んだり、スマブラしたり、新しくカメラ買った友達に手ほどきしたりで、あっという間に終わった一日でした。

どんな旅行でも必ず忘れ物はあるものです。
今回の忘れ物は「ベルト」でした
でも人間、知恵を絞ればなんとでもなるんだよ!

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寝袋にもベルトにもなるなんて、輪行袋ってすごいね☆

2014年:エクストリーム夏ツーリング|1日目

三時間睡眠です。
いろいろあり、バイト終わってから荷造りをした結果がこれです。
それに加え、ここ3週間はほぼ自転車に乗っておらず、体力面にも不安があるという状態です。
またとないバッドコンディションですね。
ただ唯一の救いは、気温が高くないことでした。
真夏は35度越えなんて日常茶飯事ですが、今日は32度で済むようです。
このような状況の中、一抹どころか三抹くらいの不安を抱え一日目が始まりました。

朝9時、環八と20号がぶつかる場所でもなと合流します。
道路はお盆が近いので混んでいます。
せっかくスピードに乗ってもすぐに信号に捕まります。
最初の休憩、35km地点ではまだ余裕がありました。
むしろ、久しぶりに自転車に乗る楽しさが大きかったです。

休憩の時に撮った写真です。左が僕の自転車です。

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写真を見れば分かる通り、キャンプ泊のため重装備になっています。
こんな重い荷物で走るのは2年ぶりかな?
キャリアにはテント・服類・輪行袋が入っています。
これだけで8kgくらいはありますね。
リュックにはガスボンベ・米二合・一眼レフ(単焦点装備)・ズームレンズなどが入っています。
おそらく10kg以上はありますね。
この重さが後半になればなるほど足に効いてくるのです。。。

休憩が終わるといよいよ大垂水峠です。
これが辛いこと、辛いこと。
というのも、登りにもかかわらずなぜかもなのペースが落ちないのです。
千切られるのも癪なので、僕も頑張ってしまいました。
結局途中で追いつけなくなりましたが、足へのダメージはガッツリと残った大垂水峠でした。

いよいよ太陽が昇ってきました。

二人とも疲れが隠せなくなってきます。
痛いくらいの直射日光が、ただでさえない体力をさらに削っていきます。

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二度目の休憩、60km地点では、ICE BOXにミツヤサイダーをぶっこみ涼みました。
ここからの道に平地はありません。アップダウンや、ゆるい登り(1,2%。塵も積もればなんとやらで地味に辛い)が続きます。
しかし、バテ気味とはいえ、なぜかもなのペースは緩まない。
意味もなく付いていこうとする僕も足を削られ、笹子峠に着く頃には限界が近づいていました。

もな「笹子峠どうする?」
僕「やめよう(即答」

結局笹子峠は回避し、笹子トンネルを突っ切ることにしました。

 

笹子峠前の自販機休憩。ヘルメットをハンドルに掛けず、放り投げる程度には疲れてる。

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が、トンネルを走っている途中で片脚が攣りかけるという事態に。
一漕ぎでもしようものなら攣りそうだったので、漕がずに惰性だけで走りました・・・。(笹子トンネルは下りだから漕がなくても進む)
トンネルを抜け足を付き、筋肉を軽く伸ばし走り出します。

ここからは下り基調。足を騙し騙し回していきます。
が、何気ない信号休憩で足をついた瞬間、ついに攣りました。
しかも両足とも(笑)
諦めと共にサドルを降り、ストレッチをしました。
最近攣ってばかりなので、「やっぱりきたかーw」って感じで笑ってしまいました。

ある程度回復したら、再出発です。
なるべく力を入れて漕がないようにして、たらたらと走って行きました。
そして午後17時、無事宿まで到着しました。

部屋に行くと、車で来た研究室の先輩から「自転車で来たの!?」という恒例のやりとりをいただきます(笑)
そのあとは温泉で体を癒し、夕食を食べ寝ました。

この写真の目の下のクマが、今日のすべてを物語ってますね。

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一日目:終了

あれだけ走っても、夜になればパンイチで「飲もーぜー!」って騒げるもなはマジで凄いと思う。

2014年:エクストリーム夏ツーリング|プロローグ

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2014年6月、僕は水上温泉のユースで眠れない夜を過ごしていた。
 頭の中を今日の出来事がぐるぐると渦巻いている。


(早朝に東京の家を出立、水上まで走ったけど片脚が吊り)
(宿に着いたものの、温泉で財布を盗られ)
(そこにあった体重計に乗れば42.5kg(-3kg)になってた・・・)
(しかも明日の天気は午後から雨)
(明日の目的地である日光までは獲得標高3000m・・・)
(普通に考えて辿り着けないでしょ・・・・・)

翌日。なんとか3時間寝ることに成功した僕はペダルをこぎだす。
(こうなったら、完走して財布を盗ったDQNを見返して)
(お金を貸してくれた、ユースのペアレントさんに報いてみせるぞ・・・!)

結局その日、僕はコースを短縮することで完走を果たした。
だが、切り捨てたルートの中には、一番行きたかった場所である「奥利根湖」も含まれていた。

旅を終え時間が経てば経つほど、自分の中で「再訪したい」という思いが強くなっていく。
(そもそもこの旅は「奥利根湖」に行きたいと思って企画した旅・・・)
(次は楽しく走る心の余裕を持って、同じコースを走りたい!)
(もちろん次こそは奥利根湖をカットせずに、フルで!!!)

そしてこの思いは、早くも夏に叶うことになる。
サイクリングサークルの同期であるもなが、渋峠にツーリングする企画を持ってきたのだ。
渋峠ツーリングの宿、草津温泉から水上温泉は70kmしか離れていない。
この二つの旅を繋げれば絶対に楽しくなる・・・!
こうして、2014年の夏ツーリングは渋峠奥利根湖の二本立てコースに決定したのであった。

「今度こそは余裕を持って走りたい」そう思ったものの、3週間自転車に乗らずに挑むという舐めた真似をした僕が見たものとは・・・。
明日から順次、旅のレポートを上げてこうと思います。

中級ノートPCでOculus Rift DK2を動かす~外付けGPUという荒業~

外付けGPU

それは自宅にDesktopを置けない人が踏み込む最後の領域。

↑要するに末期

 

core-i3やi5は載っているけど、グラボがない。

外付けGPUを付ければ、そんなPCでOculus Riftを動かせるスペックを手に入れることができるかもしれません。

簡単に言えば、PCI Express端子を使って、無理やりグラフィックボードを繋ぐという方法がこの外付けGPUです。

 

詳しくはこちらのサイトを参考にして下さい↓

【eGPU】 ノートPC用外付けグラフィックボードへの挑戦記録 | ねそべりすたいる

 

外付けGPUを使うことができるノートPCには二つの種類があります。

PCI Express端子が付いている

②Thnderbolt端子が付いている

①は、Ulterabook以外のノートPCには結構ついていると思います。

②が付いているのはMacBookAirにMacBookProの二つですね。

 

Macの場合は、PCI Express端子がないため、PCI ExpressからThunderboltに変換する器具も買うことになります。

ちなみに、GPUなしで①は1.5万円、②は4万円程度かかります。

かなりのお金額はかかりますが、既存のノートを使えかつ持ち運びができる(?

)というのは大きいのではないかと思います。

興味のある方はぜひ。

もちろん、挑戦する時は自己責任でお願いします。