大学院進学・所信表明/ワクワクする心
大学院に進学するのである。
この事は数ケ月前から決まっていたことだが、教授と最後のミーティングを行い、研究の筋道が見えたのでメモとして残しておく。(教授は来年出張で一年間いない)
いわば大学院生活に対する所信表明である。
僕の研究室のテーマは「画像処理」である。
その中でも僕は「多視点画像より、『任意位置』における画像を作る」ことをテーマとしている。
これが何に繋がると言うと、3Dディスプレイに立体を映すことに繋がる。
多面体を3Dディスプレイに表示するとしよう。
この時、多面体は横から見た時だけではなく、上から・斜め上から・下からなど、様々な位置から見えるようでなければならない。
今回の研究では、多視点画像より、様々な位置からの画像を作る。
そしてその画像より3Dディスプレイに被写体を映すことが目標である。
(なぜ多視点画像なのかというと、これらの画像群はライトフィールドを表すからである。ライトフィールドについて興味のある方はこちらへどうぞ→■)
ちなみに僕の研究の新規性というのは、「多視点画像より任意位置画像を作るときのアルゴリズム」を独自のものにする、というところにある。
そのアルゴリズムが、従来手法と比べどう違うのか(早い?綺麗?)は勉強不足でまだ分からない。
だが、自分の作ったシステムから3Dテレビに主力できるなんて、純粋にワクワクする。
この気持ちを忘れずに、もし忘れてもこの記事を見て思い出して研究に打ち込むことがでれば幸いである。