世界穿孔日記

飽き性な新社会人の日記です。読書・サイクリング・デジタルガジェット・カメラ・文房具などに興味があります。

服音痴オタクがリア充から服選びの極意を聞き、まとめてみた

一年生:

大学生デビューしたいなーと思い、始めは服に気を使っていた。だんだん面倒くさくなってきた。

二年生:

そろそろ服を揃えようと思った。だが金がない。

三年生:

少しは金に余裕ができた。サイクルジャージを夏用・冬用・秋春用それぞれ揃える。服買いたい欲が満たされた(あれ?

四年生:

お金に余裕はある。だが、行くのは研究室ばかり。私服を見せる人が少ないし、まぁいっかなぁ・・・。

 

と、いう流れで今に至るわけです。

Tシャツの上にパーカー・下はジーパン・運動靴という出で立ちで毎日を過ごしています。

そう、みなさんお気づきのように典型的なオタクファッションです。

現状を打破したいとは(心の隅で)思いつつも、キッカケがなくこのスタイルを続けていました。

 

ところがところが、彼女持ちのサークル友達が合コンを開催するというではありませんか。

僕は行かないのですが、その開催者が合コン参加者のために服を選んであげるらしいのです。

これに付いていかない手はない。

ついでに服選びについて根掘り葉掘り聞いてしまおうと、そう思いついて行った訳です。

 

結論から言うと、僕のようなド素人からすれば目から鱗の話がたくさん聞けました。

きっと普段からおしゃれしている人からすれば、「こんなの当たり前じゃん」と思うことばかりだと思います。

ですが、僕のような「友達と服装について話したこともない人」からすれば新しい情報ばかりでした。

以下に今日聞いたことをまとめておきますので、何か意見などございましたらコメントの方へどうぞ。

 

・服の選び方について - もくじ

  1. 服はLayer構造で考えよ
  2. 服の色は「明度」で選べ
  3. ズボン・靴はセットで考える

 

1. 服はLayer構造で考えよ

服の構造は

・アウター

・カーディガン系

・インナー

の三層で考えられる。この内、アウターまで着るのが冬、カーディガン系までが春秋、インナーだけなのが夏である。つまり、季節に合わせ着る枚数を変えるだけで、基本的にこの三種類だけを意識すればよい。

 

Layer 1 : アウター 

コート・ジャケット・ジャンパーなど。基本的に自分の好みで、目的地に合うように選べばよい。また、胸元のボタンを開け、インナーをチラ見せするとオシャンティー度が上がる。

 

Layer 2 : カーディガン系

カーディガンは万能である。というのも、カーディガンは以下の三通りの変形ができ、気温に応じスタイル(見た目)を変えられるからである。

ⅰ)  ボタンを止めスタイル 

ⅱ) ボタン外しスタイル

ⅲ) 腕まくりスタイル

インナーとの兼ね合いを考えると胸元までV字になっている「Vネックカーディガン」が一番使い回しやすい。

また、軽いファッションとしてパーカーがあるが、これもこのLayer2に属するものだと思われる。

 

Layer 3 : インナー

インナーは「襟付き」か「襟なし」かに大別される。この内、実は「襟付き」の方がカーディガンと合わせやすく汎用性が高い。先ほど述べた、Vネックカーディガンの方がいいというのは、襟なし・襟付き両方と組み合わせられるからである。丸首カーディガンだと襟付きとしか組み合わせられないものが多い。

 

2. 服の色は「明度」で選べ

服を選ぶとき、色と色の相性の方に意識がいきがちである。

(例:赤と緑は補色だから派手すぎるよね。

しかし実際に気を配るべきは色の種類ではなく「明度」である。簡単に言えば色の明るさのことである。これが先ほど述べた三層において被らないようにすればよい。つまり、以下の2パターンである。

ⅰ) Layer1 : 明 Layer2 : 暗 Layer3 : 明

ⅱ) Layer1 : 暗 Layer2 : 明 Layer3 : 暗

これはあくまで一つの目安であり、実際は明暗のバランスを見て、総合的に服の色を選ぶようにする。このバランスに関しては経験を積むしかないと思われる。

 

3. ズボン・靴はセットで考える

ズボンと靴の相性も明度で考えるべきである。これが被らないように買うと見栄えが良くなる。

見方を変えれば、「ズボンにより着られなく靴」があり、「靴により履けなくなるズボン」があるということも言える。

よって、靴を買うときは手持ちのズボンと被らないようにすべきである。(ズボンは靴ほど高くないし、頭数揃えればよい。靴の方に神経を使うべき。)

また、ズボンと上着の相性も考えなければいけない。これもポイントは明度である。露出するLayer(夏ならインナー・春秋ならカーディガン系・冬ならアウター)とズボンの明度が被らないようにすればよい。

 

 

以上です。他にも「ズボンが濃いめなら上は薄くしバランスを取る」とか「今年の流行は紫系」(僕の中では小豆色)とか色々聞いたけど、そこまで吸収する余裕がありませんでした。

つまりざっくりとまとめると

「服はLayer構造で考える。明度を考慮し服の色をまとめよ」

って感じでしょうか。

この日は結局、5店舗くらい(?)を二時間半かけて回りました。次々と、新しいこと・考えたこともないことを教えてもらえるのでとても楽しかったです!

今までは服を選ぼうと思っても、どこから手を付ければいいのか分からない状態でした。今回の買い物で、どのように買えばいいのかの目安ができた気がします。

暗闇の中を歩いていたところ、懐中電灯を渡してもらえた感じですね。

 

あとは服を買い、色々なパターンを試し、実践していくことだと思います。

思ってはいるのですが・・・。

 店を回っただけで服は買ってないけど、色々聞いて満足しちゃったってのが今回のオチでした。