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世界穿孔日記

飽き性な新社会人の日記です。読書・サイクリング・デジタルガジェット・カメラ・文房具などに興味があります。

2015年夏 東北背骨ツーリング - 8日目

2015年夏 東北背骨ツーリング 自転車 カメラ

出発地:会津高原尾瀬口駅

猪苗代湖 ①崎川浜キャンプ場

天童 ②道の駅天童

大曲 ③大曲ユースホステル

十和田湖 ④⑤ホテル十和田湖

大湊

大間崎 ⑥大間崎キャンプ場

脇野沢 ⑦脇野沢ユースホステル

新幹線で帰宅!

八日目:脇野沢→大湊
総走行距離:40km
獲得標高:140m

6:40
f:id:y0my:20151112235055j:plain 意識が浮上する。今日は晴れ、晴れ、晴れ……!
薄目にも感じる明るさ。
扉の隙間からは、光が溢れている。

ベッドを出て、颯爽と扉を開け放つっ!

f:id:y0my:20151112235058j:plain

ま、眩しいっ!

なんて明るいんだ……!!!

f:id:y0my:20151112235103j:plain

廊下に出て確信しました。
”今日は最高の一日になる”ということを!
光の差し方が綺麗でしょ?快晴じゃないとこうはなりませんよね!

食堂へ行き朝ごはんです。
食堂には、写真家であるご主人の作品があり、鑑賞しながらの食事です。
f:id:y0my:20151112235106j:plain 今日の朝食は薄皮チョコパン。
3つ食べようと思ってたのに、気づいたら5個全部食べてました。
昨日の夜ご飯、ご飯4杯分のカロリーはどこに行ったんでしょうか(笑)

今日の走行距離は40km、オール平地。
鼻歌交じりにクリアできるルートです。今日ばかりは時間に追われず走れそうです。
のんびりとパッキングし、自転車に荷物を括りつけます。
時間に追われないって、最高。

8:00
出発の時です。ユースの人にお礼を言い、漕ぎ出します。
最後は、ご夫婦で見送ってくださいました。
お二方は本当に親切だし、最高のユースでした。
またここに来ることになったら、絶対に泊まります!
本当にありがとうございました!

f:id:y0my:20151112235109j:plain 漕ぎだして30秒で止まりました(笑)
空が、青すぎるんです。
夢にまで見た、雲1つない青空!嬉しすぎて、シャッターを切らずにはいられません!

8:10
雰囲気が良い神社があったので、撮影タイムです。
まだ出発から10分ですが、完全にサドルから降りました(笑)

f:id:y0my:20151112235207j:plain もうね、空の青に鳥居の赤色が映えるんですよ!

f:id:y0my:20151112235210j:plain 石の鳥居もね、苔むした質感が素敵!

f:id:y0my:20151112235218j:plain 構図がキマった!

テンションがMaxから下がりません(笑)
気が済むまで撮影したら、再出発です。

走り出すと、すぐに海沿いの道に出ました。
f:id:y0my:20151112235112j:plain 青い海に青い空!
旅はこうでなくっちゃ!という景色です。

自転車を撮っても、明るすぎて黒つぶれします。
f:id:y0my:20151112235115j:plain これこそ快晴!
黒つぶれに嬉しさを感じるのは、これが最初で最後かもしれません(笑)

あぁ~^^
f:id:y0my:20151112235123j:plain あぁ~~~~~^^^^^^
f:id:y0my:20151112235126j:plain

写真を撮ってばかりで全然進みません(笑)

ここらで、闇雲に撮るよりも、きちんと狙って撮ろうと方針転換。
自転車の写真を真面目に撮ります。
で、その時のベストショットが以下の3枚です。

f:id:y0my:20151112235041j:plain f:id:y0my:20151112235129j:plain f:id:y0my:20151112235037j:plain 本当に楽しさしかないです!

9:15
そんなこんなで、20kmは走りました。行程のちょうど半分です。
と、ここで小石を踏みパンクしました。被写体探しに夢中で路面を見てなかった(笑)
ささっと修理して再スタートします。

それからは、鳥居の写真を撮ったり、
f:id:y0my:20151112235140j:plain 鉄塔で構図をキメたり、
f:id:y0my:20151112235143j:plain のんのんびよりで見たような遊具を見つけては寄ったりしました。
f:id:y0my:20151112235132j:plain ※ちなみに、校舎もそれっぽかったです
f:id:y0my:20151112235136j:plain

そんなことをしている内に、本日のゴール大湊が近づいてきました。

大湊って、海上自衛隊の航空基地もあるんですね。
f:id:y0my:20151112235146j:plain 純粋にかっこいい!
f:id:y0my:20151112235149j:plain

さて、大湊に帰ってきたということは、旅の終わりも近いということです。
あと数キロですが、なんだか名残惜しいですね……。

と、ここで……
f:id:y0my:20151112235152j:plain まさかのお天気雨\(^o^)/
結局、今回の旅は毎日欠かさず降られたことに(笑)
まぁこの雨はすぐに上がったんで、良しとしましょう!

11:00
f:id:y0my:20151112235156j:plain とうとう大湊に帰ってきました。
写真は自衛隊の基地にあった巨大アンテナです。

せっかくなので、おなじみの戦艦撮影スポットにも寄ります。
f:id:y0my:20151112235044j:plain うん、何回見てもかっこいい!

11:30
ユースのご主人がおすすめしていた店、「美味小屋 蛮」でお昼にします。
f:id:y0my:20151112235158j:plain

店に入ると、「カウンターに来なよ!」と元気で陽気なマスターに言われ、彼の真ん前に座ることに(笑)
今回の旅から人生論まで(笑)、色々語りました。
マスターも自転車乗りなので、とても話が弾みました。(ユースのご主人とは自転車仲間だとか)

もちろん、食べ物もすごく美味しかったです。注文したのはアランドロンカレーという名物メニューで、とある小説にも登場したことがあるとか。
f:id:y0my:20151112235046j:plain 名前は不思議ですが、端的に言えば「揚げチーズハンバーグのせカレー」です。
まるで旨さの押し売り的なメニューですね。
「ハンバーグ、チーズ、カレー、揚げ物、全部好きなんだろう?一気に食べちゃいなYO!」
みたいな。

すべてを合わせたらしつこくなりそうですが、全くそんなことはありませんでした。なんとハンバーグ・チーズ・カレーそれぞれが主張しすぎず、うまーく調和しているのです!
これもきっとマスターの研究の成果なんでしょう。うますぎました!

それだけじゃなく、サービスでカレーのお代わりをいただけたりと、全てが最高な店でした。
居心地の良さに、2時間も居座ってしまったのが何よりの証拠です(笑)
マスター、またいつか行きます!

13:30
大湊駅に戻ってきました。
f:id:y0my:20151112235201j:plain ここからは輪行帰宅です。
次の電車までは7分。まぁ、無理ですね。
その次の電車はいつだろう……と調べると衝撃の事実が!
次の電車は3時間後らしい\(^o^)/
これは……頑張るしかないな(笑)

この時は不思議に冷静で、体が無駄なく動きました。自転車を担ぐための紐は付けず、とにかく袋に格納します。5分で終わらせ、フレームに手をかけ持ち上げました。その甲斐あって、なんとか乗りこむことに成功しました。
また一つ伝説を作ってしまったよ……(笑)
f:id:y0my:20151112235204j:plain ※写真は、車内で肩紐を付けるためフロントフォークを露出した所です。
 実際はフロントフォークを収納し乗り込みました。

さぁ、いよいよ乗る新幹線を決めなければなりません。
新幹線は6年以上乗ってないので、どこから手をつければいいのか分かりませんでした。
結局、その場でえきねっとに加入し、クレジット決済するという力技で通しました(笑)

ちなみに、新幹線輪行する際のポイントは

・車両一番後ろ、席の背後にある荷物スペースに自転車を置く
・その場所を確保するため、新幹線は始発駅から乗ったほうが良い
・座席は後ろの方がスペース使う大義名分を得やすい

という三点のようです。条件に合致したチケットが無事取れました。

16:30
鈍行でまったり新青森まで来ました。
新青森では一時間ほど待ち時間があります。
おみやげを研究室用・家用・バイト先用の3つ買い、実家に宅急便で送ります。
発車20分前にホームに行くと、ちょうど新幹線が来たところでした。

17:10
無事、自転車搭載完了。
さすが新幹線、収納スペースも広い。
f:id:y0my:20151112235050j:plain

席に付きスマホをいじっていると、まもなく走り出しました。
GPSで現在地を見ると、あれだけ苦労したはずの道を、すごいスピードで戻っていることが分かります。
地図を見ていると、旅の思い出が蘇ってきました。

初っ端から白米ぼっちキャンプになり、乾いた笑いが込み上げてきたこと。
温泉で老夫婦に話しかけていただけたときの嬉しさ。
道の駅での野宿デビュー&旅人トーク。
温泉オタクのペアレントさんが二人前の夜ご飯を振る舞ってくれたこと。
雨の中、峠の中腹で日が沈んだこと。
台風回避のため止まったホテルと、奇跡的に営業してた飯屋の常連さん。
すべてを出し切り、日没と同時に200km先の本州最北端に着いたこと。
雨の中峠を越えた先には、最高のおもてなしが待っていたこと。
そして、旅終焉の地のカフェには、とても良くしてくれるマスターがいたこと。

今思い出すと、本当に色々なことがありました。
天気には恵まれなかった今回の旅ですが、代わりに人情には恵まれていたと思います。
最後の最後には晴れたし、今なら胸を張って言える、   "旅に出てよかった!!!"

--- 完 ---  
 
 
 
 
 
21:00
と、綺麗に終わればよかったのですが、東京に着いたのは平日の21時です。
すなわち、電車が混んでる時間。
輪行は申し訳ないので、家まで20km自走しました。
久しぶりすぎて、都会の夜景に無性の懐かしさを覚えるのでした。

22:30
無事自宅到着。
正直、無傷で自宅に帰れたのは奇跡だったと思います(笑)
自分で自分を褒めてあげたいです。
自宅に戻ると、そこには出発前と何一つ変わらない空間が。
非日常から、退屈だが愛おしい日常へ。

こうして、辛かったけど最高に楽しかった旅は終わったのでした。

2015年夏 東北背骨ツーリング - 7日目

2015年夏 東北背骨ツーリング 自転車

出発地:会津高原尾瀬口駅

猪苗代湖 ①崎川浜キャンプ場

天童 ②道の駅天童

大曲 ③大曲ユースホステル

十和田湖 ④⑤ホテル十和田湖

大湊

大間崎 ⑥大間崎キャンプ場

脇野沢 ⑦脇野沢ユースホステル

新幹線で帰宅!

七日目:大間崎→脇野沢
総走行距離:75km
獲得標高:1300m

5:15
起床。 f:id:y0my:20151022024102j:plain かもめの声に起こされました。
外に出ると、キャンプ場がかもめに占拠されていました。

f:id:y0my:20151022024059j:plain 朝から一眼レフを使ってかもめ撮影(笑)

天気は曇りです。いつポツポツ来てもおかしくないコンディションですね。
一応午後までは曇り予報なので、今日も雨前に行けるとこまで行こう作戦です。

f:id:y0my:20151022024104j:plain ちゃっちゃとテントを片しパッキングします。

f:id:y0my:20151022024107j:plain 昨日お世話になった自炊場。とてもいいキャンプ場だった。
またいつか来よう、できれば……今度は仲間と一緒に(笑)

6:20
出発。
まずは、昨日の夜ご飯を買ったコンビニまで行き朝ごはんです。
f:id:y0my:20151022024109j:plain 何故か道路にザリガニがいました。カニなら分かるけどなぜザリガニ(笑)

6:40
コンビニ到着。昨日かなり食べたはずですが、すでに空腹です。
欲望に従い、チーズ入り肉まん・唐揚げ棒・パイ生地ドーナツを食べます。
f:id:y0my:20151022025514j:plain カラスが多いコンビニで、スキを見せたら盗ろうとしてきます。
都会のカラスで慣れてるから、これくらい問題ないけど。
f:id:y0my:20151022024112j:plain 車に傷が付きそう……。

7:10
出発。
f:id:y0my:20151022024115j:plain すぐに、面白い看板を見つけ緊急停車しました。大間名物であるマグロにあやかった広告です。そういえばマグロ丼食べなかったな。

前半の道は、
①漁港
f:id:y0my:20151022024117j:plain ②山道
f:id:y0my:20151022024122j:plain ③漁港への下り
f:id:y0my:20151022024120j:plain の繰り返しでした。

今日のルートには4つ峠があります。最初の3つは標高が200m程度で、最後の1つは500mです。
2つ目の峠に差し掛かったあたりで、パラパラと雨が降り始めました。
道は登りと下りを繰り返しています。
必然的に、雨具の着脱を何回も繰り返すことになりました。
もう、回数が多すぎてうんざりです。

クリートがいよいよ寿命です。左足は、内股にして踏まないと容赦なく外れます。
脱ぎ着と、クリート寿命と、雨のダウンヒルへの防寒具的不安で精神を削られる区間でした。

坂を登っていると、追い抜いた車から手を振ってくれる人が。
また、途中展望台(もちろん何も見えない)で写真を撮っている時にも、応援してくださる方がいました。
おかげで(精神的に)腐らずに走り続けることが出来ました。
今回の旅は辛い時に限り、必ず励ましてくれる人が現れます。応援なしでも走り切れたとは思いますが、その場合「ただの辛かった旅」になったと思います。感謝しても感謝し切れません。

11:00
観光名所である仏ヶ浦に寄ろうかと思いましたが、泥道を歩かないと辿りつけなさそうだったので諦めました。
お腹も空いたし、そろそろ休みたい。
屋根を探した結果、小学校の軒下を見つけピットイン。
平日ですが、幸い人はいないようでした。
f:id:y0my:20151022024125j:plain 後で調べてみると、「佐井村立牛滝小中学校」だったようです。
現在の全校生徒数は6人だとか。リアルのんのんびより

f:id:y0my:20151022024127j:plain 港町ならではの注意書き。

今朝買った食料で補給します。
ここまでで、峠4つの内3つはクリアしました。あとはラスボスである標高500mの峠だけ。
ここまでの走行距離は45km。残りは30kmですが、20kmは下りです。
つまりあと10km登り、20kmの雨ダウンヒルにさえ耐えれば、今日は終わりです。
体力的には問題無いですが、果たして雨ダウンヒルの寒さに耐えられるのか……。

11:30
再出発します。小学校から現道の途中には、使ってないトラックが鎮座していました。
f:id:y0my:20151022024129j:plain 雨がサビの色を浮き立たせ、味のある色になっています。

そう、天気は雨なのです。強さは小降りと本降りの中間くらいでしょうか。
登りは暑いので、雨具を着ず半袖で漕ぎます。単調なので、音楽をかけ進みます。

ここの区間はほとんど記憶に残ってなく、ただ無心に漕ぎました。
雨で霞み、白と深緑で構成された代わり映えしない景色が続きます。
f:id:y0my:20151022024131j:plain 明日は快晴。きっとこれが最後の試練だ。
そう考えると、それなりにキツイ斜度も耐えられるのでした。

12:45
無事登頂!
晴れてれば綺麗なんだろうなぁ、といういつもの感想。
f:id:y0my:20151022024134j:plain 写真撮影もほどほどに、体が冷える前に服を着込みます。
ここで、今までは封印してた防寒具を使います。アームウォーマーと手袋です。
また、この気温のダウンヒルだと耳も冷えそうなので、雨具のフードを使います。
ヘルメットをフードの上から無理やりかぶり、お腹に綿のTシャツを詰め込み準備完了。
体は雨で濡れていますが、ここまで着こめば大丈夫でしょう。

20kmの下りを一気に走ります。こんだけ着ても、腕には肌寒さを感じます。
気まぐれで持ってきたアームウォーマーですが、これがなかったら相当寒い思いをしたでしょう。

13:45
道の駅わきのさわに着きました!ここまで来れば、ユースは目と鼻の先です!
ここで、チェックインの時間を告げるためユースに電話をします。
今から昼を食べると言うと、道の駅のお向かいにあるラーメン屋がうまいとのこと。道の駅にも食堂はあるが、お向かいに行くべきだと力説されました(笑)

f:id:y0my:20151022024141j:plain 店に入ってみると、常連の方々が雑談をしていました。
これ、本当に地元の人しか行かない店かも(笑)
後で調べると、食べログに載っていない店でした。穴場すぎでしょ(笑)

「でかい丸太に足を付けました」という、いかにも手作りな机が数個あります。
椅子はただの丸太でした(笑)カウンターや普通の机もありましたが、あえてワイルドな席に座ります。

f:id:y0my:20151022024138j:plain この店のオススメは「猪骨ラーメン」です。
「豚」じゃなくて「猪(いのしし)」ですね。僕はこのことに食べ終わってから気付きました(笑)

写真が曇っているのは、ダウンヒルで冷えきったカメラが結露しているからです。
本当にハードなダウンヒルだったなぁ。
体も冷えていたので、ラーメンは最高に美味しかったです。
味はとんこつ味噌ラーメンでした。
無事走り切ったという安心感に浸っていたので、それ以上の詳しい味は覚えていませんでしたが……(笑)
食後にはコーヒーもサービスしていただけました。
ここもまた来たいと思える、思い出に残る店でした。

店を出ます。
せっかくなので道の駅に寄って行きましょう。
ここに、東京から自転車で来たというチャリダーがいました。
なんと、初めての自転車旅で、テントも持たず道の駅野宿しているとか。すごい度胸です。
大間崎のキャンプ場で台風をやりすごしたが、キャンプサイトが水没し、みんな自炊スペースに逃げ込んだとか、色々楽しい話を聞けました。
道の駅のスタッフとも仲良くなり、結構な時間話し込んでしまいました(笑)
たぶん45分くらいは雑談してたかな?
クッキーもごちそうしてくださり、とても楽しい時間でした。
お礼を言い、4km先の宿を目指します。

15:50
f:id:y0my:20151022024144j:plain 脇野沢ユースホステル到着!!!
奥さんとご主人がすぐに迎えてくださいました。
この歓迎っぷりが実の息子を迎えるような温かさなんですよね。これだからユースホステルに泊まるのは止められないんです。
ネットには「奥さんが厳しい」みたいな情報もあり不安でしたが、全然大丈夫でしたよ(笑)

ご主人が車を出し、荷解きもほどほどに温泉に連れて行っていただけることに。
ダウンヒルで体が冷えただろうから」と気遣ってくれます。
野沢温泉は金・土・日しか開いていないようで、ちょうど開いている日だった強運に感謝です。(温泉の営業時間なんて事前に調べません)
f:id:y0my:20151022024147j:plain 温泉はこじんまりとしていて、浴槽は5,6人しか入れなさそうなサイズでした。この観光地化していない感じ、逆にそそられますね!

湯船では、ご主人とずっと自転車の話をしていました。実はここのユースのご主人、青森では貴重な自転車乗りなのです!
ご主人「やっぱり、自分の限界を破ってこそ見える世界があるんだよね。なのに、世間の人は「君、マゾなの?」と言ってくる。あれ、ちょっと違うよね。」
僕「まさにその通りです!限界を越えた先の達成感は最高ですよね!」
分かってらっしゃるとしか言えない、根っからの自転車乗りでした。

f:id:y0my:20151022024149j:plain お風呂から上がると、ちょうど道の駅で出会ったチャリダーと入れ違いでした。
彼はまだまだ旅を続けるそうですが、結局無事に帰れたのでしょうか。

17:00
ユースの部屋に戻ってきました。
客は当然一人。今日は6人部屋を独り占めです。
f:id:y0my:20151022031634j:plain
※写真は脇野沢ユースホステル公式HPより
今夜は左奥のベッドで寝ることにしました。屋根がある上に広いとか最高かよ!

18:00
f:id:y0my:20151022024155j:plain 夜ご飯です。
ここのユースは、ペアレントさんは別室で食べるようで、一人で食べました。
このご飯がびっくりするくらい美味しかった……!
特に煮物が良かったです。噛めば噛むほど美味しい煮汁が出てきてご飯が進みまくりでした。結局、お櫃で出してくれたご飯は全部食べちゃいました。(お茶碗4杯分!)
ご主人も奥さんもいい人だし、ご飯も美味しいし、ここのユースは最高だな……!!!

19:00
食べ終わったあとは、部屋でダラダラしたり、備忘録を書いたりします。
明日の天気予報を見ると、やはり晴れ。不動です。予報に対し猜疑心が生まれてきてますが、明日の晴れは信用できそう。

ウィニングラン
明日の走りはその一言に尽きるでしょう。 よし、今まで撮れなかった分まで写真を撮るぞ!

23:00
カメラのバッテリーを充電器にいれ、眠りにつくのでした。

2015年夏 東北背骨ツーリング - 6日目

2015年夏 東北背骨ツーリング 自転車

出発地:会津高原尾瀬口駅

猪苗代湖 ①崎川浜キャンプ場

天童 ②道の駅天童

大曲 ③大曲ユースホステル

十和田湖 ④⑤ホテル十和田湖

大湊

大間崎 ⑥大間崎キャンプ場

大脇沢 ⑦大脇沢ユースホステル

新幹線で帰宅!

六日目:十和田湖→大間崎
総走行距離:198km
獲得標高:1700m

3:15
起床。
外は真っ暗ですが、微かに雨音がします。
とても憂鬱な気分です。

f:id:y0my:20151011233714j:plain モソモソと菓子パンを食べ、ノロノロと散らかった荷物を詰め込み、テント・寝袋・マット・服をキャリアに括りつけます。
モチベーションが上がらなくて、無駄に時間がかかってしまいました。

4:45
f:id:y0my:20151011233717j:plain 外は小雨です。気温は決して高くありません。
本降りになったら凍えるだろうけど、これ以上グダグダしていると早起きの意味がなくなります。
腹をくくり出発です。

まだ薄暗いのでライトを点けます。
f:id:y0my:20151011233728j:plain 十和田湖は霧に包まれ、向こう岸が見えません。 f:id:y0my:20151011233720j:plain 看板によれば気温は16℃。
f:id:y0my:20151011233726j:plain 雨は服に水滴が付く程度には降っており、憂鬱度は上がる一方です。

5:20
f:id:y0my:20151011233731j:plain 小さい登りを終えると、道は湖から離れ始め、奥入瀬渓谷に入ります。
廃橋や
f:id:y0my:20151011233738j:plain 雲井の滝など
f:id:y0my:20151011233734j:plain 色々なものがあり、飽きません。晴れてたら本当に気持ちいい道です。
「晴れてたら~」っていう文書くの何回目だろうね(笑)

6:20
20km走りました。ここから10kmは、本日唯一の登り区間です。
八甲田山まで600m、一気に標高を稼ぎます。

f:id:y0my:20151011233743j:plain このタイミングで迂回路ですか\(^o^)/
看板を見ると、旧道を行かなければいけないようです。

f:id:y0my:20151011233740j:plain で、旧道(右側)の方を見ると、どう見ても激坂なんですよね……。
まだまだ先は長いし、ここは楽な方の道を走りたかった……。

旧道は予想を越えるレベルの辛さでした。
10%どころか、普通に15%くらいの場所もあります。
ひどすぎて悪態をつかずにいられない。Fxxk。

しかも、ここに来て左足のクリートがいよいよ死んできました。
15%で外れた時のイラツキと言ったら。クリートをはめ直すのがどれだけ大変なことか。
ここの区間は、この旅有数の辛さでした。

6:30
f:id:y0my:20151011233746j:plain なんとか登りきりました。
登り切ったとこは開けていて、空がよく見えました。
どうやら、今朝の雨は、十和田湖カルデラ地形に引っかかっていた雲が原因のようです。
山を越えただけで、天気が180℃変わりました。

ちなみに今日はまだ30kmしか走ってません。
なんと、あと160kmもあります……。
(当日は、残り距離のことは考えないようにしてました(笑))

さぁ、お待ちかね下り基調の道です。
天気が回復してくると、現金なもので走るのが楽しくなってきます。ここはとても気持ちよく走れました。
f:id:y0my:20151011233750j:plain きれいな深緑の森に囲まれた道はいいですね。
路面が濡れてなければ、本当に完璧だったのに(笑)

ちょっと下った後は、短い登りです。ここはたいしたことなくて、難なくクリアしました。

7:50
f:id:y0my:20151011233756j:plain 登り切ると、そこは牧場でした。
牧場だけに開けていて、青空がとても綺麗です。
f:id:y0my:20151011233753j:plain ツーリング始まって以来、一番面積の広い青空でした(笑)
ここらで軽く補給し、防寒具を着込みます。ここから、20kmかけて700m下ります。

天気が良くなり心に余裕が出来たので、面白いものがあったら寄っていきます。
ダムに寄ったり、
f:id:y0my:20151011233802j:plain 文化遺産を見つけたり、
f:id:y0my:20151011233814j:plain f:id:y0my:20151011233811j:plain 猫がいたので、もふもふ成分の補給を試みたり。
f:id:y0my:20151011233805j:plain もちろん、猫には逃げられましたorz
そりゃね、いきなり荷物満載の自転車から、リュック装備ピタピタジャージが降りてきたら逃げるよね。自分だったら逃げるもん(笑)

9:00
下りきったところで休憩です。
面白そうなコンビニがあったので入ってみました。
青森独自(?)のコンビニで「オレンジハート」という店です。

現地の店だけあって、非常に個性的な商品が揃っています。
f:id:y0my:20151011233820j:plain f:id:y0my:20151011233817j:plain

ここで一番気になった商品は「クレープおにぎり」でした。
これ、大きさは普通のコンビニにある、卵がまるまる1つ入ってるおにぎりと同じサイズです。

onigiri-suki.com

クレープおにぎりって全く聞いたことないけど、一体どうなってるんだろう……?
甘いもの好きとして、ここは人柱になるしかあるまい!

f:id:y0my:20151011233619j:plain さっそくかぶり付くと、クリームの味がしました。……いえ、クリームの味しかしません!
なんとこのおにぎり、ご飯の代わりにクリームが入っています。
f:id:y0my:20151011233620j:plain そして普通のおにぎりと同じように、申し訳程度に具(この場合はあんこ)が入っているのです。
圧倒的クリーム量……!
全部食べた結果、気持ち悪くはならなかったものの、さすがに飽きました(笑)
他にもフライヤーとか食べたはずなのですが、こいつのインパクトがでかすぎて覚えてないという(笑)

あと、広い需要に応える、濃いエロ本があったことも特記しておきますね。
f:id:y0my:20151011233824j:plain

10:00
残すは120km、ひたすら平坦です。
まずは、大湊に14時半までにたどり着くべく、走ります。
ここからは無心で漕ぎました。

10kmほど走ったでしょうか。
f:id:y0my:20151011233826j:plain
こ、これは……!
f:id:y0my:20151011233829j:plain
う、海だぁぁぁ!!!
本州を縦に貫通し、ついにたどり着いたのです!

ここからは、ずっと海沿いの道です。
依然、距離は残っていますが、いいペースで進めています。立ち止まって写真を撮る心の余裕も生まれてきていました。

f:id:y0my:20151011233837j:plain 風車がありますが、今日は微風。
風が強かったらさぞや辛い道になるだろうと思います。

f:id:y0my:20151011233840j:plain
こんな写真、車に乗ってちゃ撮れないよね。
すぐに止まれる自転車ならではの一枚。それにしても、いい天気です。

f:id:y0my:20151011233833j:plain
第二次ヌコトライアル、失敗(逃げられた)

途中で「横浜」を通りました。神奈川じゃなくて青森にも、全く同じ地名があるんですね。
f:id:y0my:20151011233843j:plain ところでこの看板、どこから突っ込めばいいんだろう(笑)

13:30
f:id:y0my:20151011233846j:plain 大湊駅到着!
予想より遥かに早い到着時間です。

f:id:y0my:20151011233850j:plain
海に面した小学校を通り過ぎ……

13:50
f:id:y0my:20151011233632j:plain
北洋館到着!
ちなみに北洋館の概要は以下のとおり↓

ぐるりんしもきた|下北観光協議会 : 「北洋館」リニューアルオープン 海上自衛隊大湊地方隊総監部内にある石造りの洋館「北洋館」は、大正5年(1916年)に海軍士官の社交場として建てられたもので、現在は旧海軍・自衛隊の貴重な資料約1000点を展示している。

つまりは海上自衛隊の資料室ですね。無料で入れます!

入館しようとした時、観光バスから降りてきたおっちゃんに声をかけていただけました。
おっちゃん「どこから来たの!」
僕「十和田湖からです!」
おっちゃん「俺達も十和田湖だよ!にいちゃん、観光バスより早いんか!」
とても愉快なおっちゃんでした(笑)

f:id:y0my:20151011233637j:plain さてさて、今までお荷物でしかなかった一眼レフを取り出し、北洋館の見学へ!

まず中に入ると、左には92式7.7ミリ機関銃が展示してあり、この場所がどういう場所であるかを示しています。
f:id:y0my:20151011233635j:plain

後で調べてみたらこれでした(笑)
f:id:y0my:20151011233915j:plain

内部には、太平洋戦争から戦後の海上自衛隊まで、様々な展示がありました。

旧海軍の双眼鏡や
f:id:y0my:20151011233642j:plain 本物の弾薬。
f:id:y0my:20151011233645j:plain 武蔵のカラー写真なんてよく残ってたな……。
f:id:y0my:20151011233648j:plain お約束、陸奥のパーツ。彼女のパーツは広島から青森まで、日本全国に散らばってますね(笑)
f:id:y0my:20151011233651j:plain 中でも、個人的にツボだったのがこれ。
利根の写真の横にメガホンが!
f:id:y0my:20151011233653j:plain やっぱり利根さんにはメガホンが似合う!
f:id:y0my:20151012005018j:plain

心から満足し、館外に出ます。
早起きして頑張って良かった!

天気の良さは変わらず、ねむろの主錨に落ちる明暗がとても綺麗でした。
f:id:y0my:20151011233629j:plain

14:15
まだ大湊観光は終わりません!
撮影スポットである大湊地方総監部に来ました。
当然、自衛隊の方が見張りをしていますが……、この場所で海を見ると最高な景色が見られるのです。

f:id:y0my:20151012005421j:plain はい、ドーーーン!!!
詳しいことは分かりませんが、無条件でかっこいい!しかも絵になる!

f:id:y0my:20151011233656j:plain ズームすると、とても強そう。
頭悪いコメントばかりですが、旅のテンションで本当にこんな感じでした(笑)
あぁ、連日の頑張りが報われた……!

14:45
大湊から少し走り、マエダストアという地元のスーパーに来ました。
ここでパンを食べ、今日の昼ごはんとします。

15:30
ここまでの走行距離は145km。残りは50kmの平坦ステージです。
ここらでキメてやりますか、ダイレクトアタックを……!
のんびり走るとダレるから、到着の目標時間を決めます。
目標は、日没の18時!!!

明日の走行距離は75km。疲れきっていても惰性でクリアできる距離です。
よし、もう今日で全部使い切る勢いで走ろう!
いつもは回すことを意識して走っていますが、ここばかりは踏んで走りました。

ただ、これはあくまで "ダレないため" の目標です。
もちろん、いい景色があれば写真を撮りながら行きます。

道中は、土木的に興味深いものがたくさんありました。
f:id:y0my:20151011233853j:plain 作りかけの橋です。
左は柱だけだけど……
f:id:y0my:20151011233856j:plain 右はできてる!ド迫力!

下北半島と言えば猿!
f:id:y0my:20151011233858j:plain

どうみても廃線だ!? f:id:y0my:20151011233901j:plain 調べてみると、予想通りやまいがに詳細なレポートがあがってました(笑)

17時を過ぎ、だんだん暗くなってきました。
f:id:y0my:20151011233904j:plain

完全にランナーズ・ハイです。疲れてないわけじゃありませんが、ペースは20キロ台後半を維持できています。
お尻の痛みは酷いですが、筋肉の痛みではなくお尻の痛みに意識がいく時点で、余裕があるのです。
そもそも、雨が降っていないだけで幸せだもんね。

17:50
f:id:y0my:20151011233907j:plain 青看に「本州最北端」の文字が!

17:59
本州最北端、大間崎到着!!!
f:id:y0my:20151011233704j:plain やらせではありません、この時撮った写真のタイムスタンプを見たら、
17:59:58
でした(笑)

195kmやり切ったぞ!!!
会津からここまで、雨ばかりだったのに我ながら頑張った。
この時ばかりは自分で自分を褒めましたよ(笑)
旅最長ルートでゴールへ飛び込んだ一日、最高の達成感でした!

10分くらいは撮影に勤しんだでしょうか。
日没はすぐそこです。
暗くなりきる前に、テントを張らないと。

今日泊まるのは「大間崎キャンプ場」です。
本州最北端というネームバリューだけあって、すでに5張りのテントがありました。
ここは無料ですが、綺麗なトイレに屋根付きの自炊小屋があります。テントサイトも綺麗な芝生だし、今夜は安眠できそうです。

設営を終えると、貴重品だけ担ぎ、自転車で3km先の温泉に行きます。
ちなみに、往復6kmはルートに入れてないので、これにて本日の走行距離が200kmを越えました(笑)

19:15
f:id:y0my:20151011233912j:plain 大間温泉 海峡保養センターに到着!これが本州最北端の温泉か!
360円で水風呂・サウナ付きの施設を利用できます。

長距離走ったあとの温泉は格別です……!
この時、思いつきで交互浴を試してみました。これは、温泉と水風呂に交互に入るというもので、ウェブライターのよっぴーさんが提唱してるものです。
聞けば、疲労感がぜんぜん違うとか。

試しにやってみましたが、これはいいですね。
温泉から上がったあとの温まり方が全然違います。
体が芯から温まってるし、その温かさの持続時間が普段とは桁違いなんですよね。
比較したことないから分かりませんが、疲労回復効果があるというのも頷ける変化でした。

とはいえ、温泉から上がるとさすがに今日の疲労がドッと出ました。
温泉にある体重計に乗ったら42.3kgでした。昨日まで46くらいあったのに……(笑)
ここまで出しきりゃ、そりゃ疲れるわけだよ!
そんなわけで、結構長い時間ロビーに伸びていた気がします(笑)
f:id:y0my:20151011233910j:plain 頑張った自分に。もう、空きっ腹との相乗効果でフラフラ……(笑)

20:50
温泉離脱。
途中、コンビニ(もちろん本州最北端のコンビニ)に寄り、夜ご飯を買います。

キャンプ場に戻り、本日最後の仕事 "自炊" に取り掛かります。
と言っても、コッヘルでご飯を炊き、レトルト食品を温めるだけですが。。。
疲れきってる時にはそれだけでも大変なんです。

前回(1日目)の教訓を活かし、コッヘルにあるメモリを使い、水の量を測ります。
ご飯が炊き終わったら、お湯を沸かし、レトルトを温めます。
そして、それも終わったら、そのお湯でスープを作ります。
f:id:y0my:20151011233709j:plain 今日のメインディッシュは卵・ミートボール入りカレーです。
彩りなんて知ったこっちゃないです、ただただ食べたいものを買った結果です(笑)
f:id:y0my:20151011233712j:plain このカレーがいまいちだった(笑)
あと、燻製卵はカレーに合わないね。煙い味の主張が強くて、カレーと喧嘩しちゃう。
結局ミートボールのタレで、ほとんどのご飯を食べるというワケワカランことになりました(笑)
思ったより量があり、食べ過ぎ一歩手前でした。

22:30
食べ終わり、片付けを終わらせるともう夜遅くになっていました。
あまりに濃い一日だったので、午前中のことが別世界に感じます。

明日の天気予報を見ると、午前中は曇り、午後から雨です。
憂鬱ですが、明日は屋根のある宿に滑り込めば良い日。
しかも明後日は快晴!つまり、明日の雨が今旅最後の雨になるわけです。
途中峠もあるけど、今日の200kmと比べればなんとでもなるでしょう!

23:00
憂鬱さはあるけど、あくまで楽観的な気分で眠りに付くのでした。
本州最北端で、就寝。

2015年夏 東北背骨ツーリング - 5日目

2015年夏 東北背骨ツーリング 自転車

出発地:会津高原尾瀬口駅

猪苗代湖 ①崎川浜キャンプ場

天童 ②道の駅天童

大曲 ③大曲ユースホステル

十和田湖 ⑤ホテル十和田湖

大湊 ⑥ビジネスホテル

大間崎(本州最北端。旅の目的地)

大脇沢 ⑦大脇沢ユースホステル

新幹線で帰宅!

五日目:移動なし

7:00過ぎ
のんびりと起床。
もっと寝てもいいのですが、習慣で起きてしまいました。

f:id:y0my:20151006233219j:plain 食堂で朝ごはんです。
ご飯はお代り自由なので、3杯食べます。 f:id:y0my:20151006233223j:plain 納豆も、ちゃっかり2ついただきました。

その後は……ひたすらダラダラしていました(笑)
テレビは、ずっと鬼怒川の堤防決壊について放送しています。
f:id:y0my:20151006233225j:plain もちろん、十和田湖の天気は雨。
今日休むのは正しい判断だったな。

やることも無いので、ソシャゲをしたり、本を一気読みしたりしていました。
この日読んだのは、山本弘著「時の果てのフェブラリー」です。
f:id:y0my:20151006233804p:plain 興味のある方はぜひ!

13:30
f:id:y0my:20151006233228j:plain 昼食のカップ麺。昼は節約し、夜ご飯に美味しいものを食べる戦略です。

食べ終わったあとも引き続きダラダラ、ではなく(笑)さすがにやるべき事をやりました。
やるべき事とは、「旅の備忘録を書く」「旅程を練り直す」の2つです。
備忘録は毎日書いている記録で、このツーリングレポートの下地となっているものです。
今回の旅では、その日あったことは当日に記録するよう心がけています。
昨日は疲れすぎてたので(笑)今日書いてるわけです。
本当に、昨日の自分は頑張ったな……!

旅程の方ですが、明日・明後日の行き先を変えることにしました。
当初の予定では、
明日:大湊のホテル泊
明後日:脇野沢ユース泊
の予定でした。
ですが、昨日・今日と連泊してる以上、明日もホテル泊というのは贅沢すぎますね。

また、出発前は快晴だった天気予報も、台風のせいで順当に悪化しています。
明日は保ちますが、明後日は雨のようです。
これは……明日行けるところまで行き、明後日の走行距離を少なくしたほうがよさそうだな。
ということで、プランは以下のように変更されました。

【変更前】
十和田湖 ④⑤ホテル十和田湖

大湊 ⑥ビジネスホテル

大間崎(本州最北端。旅の目的地)

大脇沢 ⑦大脇沢ユースホステル

新幹線で帰宅!

  

【変更後】
十和田湖 ④⑤ホテル十和田湖

大湊 ⑥ビジネスホテル

大間崎(本州最北端。旅の目的地) ⑥大間崎キャンプ場

大脇沢 ⑦大脇沢ユースホステル

新幹線で帰宅!

これにより、明日の走行距離が190kmになることが決定しました。
ずっと平地とはいえ、完走できるのか\(^o^)/

しかも、大湊には寄りたい場所があります。 旧海軍・自衛隊の資料館である「北洋館」です。
ここは、閉館時間が15時ということなので、のんびり見るためには14:30までに着く必要があります。
とすると、かなりのハードスケジュールになりそう……。
そもそも、前回190km以上走ったのっていつだっけ……(笑)

明日のホテルはキャンセルし、明後日泊まる「脇野沢ユースホステル」を予約します。
このユースを予約した時、また一悶着(?)ありました。
アレントさん「どこからお越しになるのですか?」
僕「大間崎から自転車で行きます。」
アレントさん「…………。かなりの峠ですが大丈夫ですか?」
僕「獲得標高1000mくらいですよね?大丈夫だと思います。」
アレントさん「結構ハードですが、頑張ってください。」
僕「頑張ります(血涙)」

本当になんて旅なのか(笑)
だって、
明日:190km、14:30までの大湊タイムトライアル、からのキャンプ泊
明後日:雨の中峠越え、獲得標高1000m
ですよ。最後まで飛ばしてくれるなぁ(笑)

17:00
さすがに、部屋にいるのにも飽きてきました。外を見ると雨は止んでいるようです。
よし、十和田湖を散策しよう!
ホテルのサンダルを借り、一日ぶりの外へ。

f:id:y0my:20151006233134j:plain うっすらと晴れてはいますが……。
植物はこのとおりです。
f:id:y0my:20151006233139j:plain

とりあえず、有名な乙女の像を見ようと思い歩いていきます。
すると立派な鳥居に行き着きました。この神社の名前は、何の捻りもなく十和田神社です。
f:id:y0my:20151006233141j:plain

時刻は夕暮れ。しっとりとした雨上がりの森との相乗効果で、とてもいい雰囲気でした。
f:id:y0my:20151006233145j:plain

鳥居をくぐるとまた鳥居。
f:id:y0my:20151006233147j:plain 階段の上には
f:id:y0my:20151006233155j:plain
立派な社がありました。
f:id:y0my:20151006234856j:plain 普通の神社と同じように、絵馬もあります。
f:id:y0my:20151006233158j:plain

雨に濡れた狛犬は心なしかイケメンに。
雨も滴るいい狛犬
f:id:y0my:20151006233201j:plain

神社の奥に進むと、森が開けたところに乙女の像がありました。
f:id:y0my:20151006233204j:plain
普通の銅像ですね(笑)特に感慨とかはないです。

それよりも、像の近くにある岩「柱に化けた溶岩」の方が気になります。
昔、鬼押し出しで見たような、いかにも溶岩らしいゴツさですね。 f:id:y0my:20151006233211j:plain

十和田湖の周りが山に囲まれてるのを見ると、改めてカルデラ湖であることを実感します。
f:id:y0my:20151006233215j:plain

17:30
十和田神社を離脱。
ほとんどの十和田湖畔の軽食屋は、18時には閉まってしまいます。

急いで向かいましょう!
ところが、目をつけていたお店の場所に行くとたくさんの消防車・救急車が……。
見た感じ店も空いてないし、ダメそうですね。
f:id:y0my:20151006233213j:plain

今夜も、ホテル内の軽食屋に行くしかないのか……。
そう思いながらホテルへ戻ると……

何か開いてる店があるーーー!!!
店の名前も見ずに(笑)興奮した勢いで飛び込みます。

店の中では常連っぽいおじさんが一人で晩酌していました。
もうやってる店はないと思っていたので、本当に嬉しかったです。
話したいと思い、おじさんの近くに座りました。
普段の自分では絶対にやらないことですけどね(笑)
旅ってすごい。

座ってすぐに話しかければよかったのですが、何となく話しそびれてしまいました。
まずは注文しよう。
十和田湖といえば、ヒメマスが名物。ここは迷わずに刺身定食にでしょう。
注文した時、おじちゃんも「刺し身食いたくなってきたな。」と独り言ち、刺し身を注文します。

( ゚д゚ )クワッ!! 話しかけるなら今だっ!
僕「ここの刺し身って美味しいんですか?」
おじちゃん「そりゃそうよ、漁師がやってる店だもの!」
なんでもここ、漁師のやってる店でその日釣り上げた魚を出してるらしい!新鮮すぎる!
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一回話し出すとあとはスムーズでした。むしろ止まりません(笑)このおじちゃん、かなりの話好きだな?

聞けばその方は板前さんで、60過ぎてるけどまだ現役らしいです。だからこうして飲めるんだって言って笑ってました(笑)
その代わり、息子が妻にはあげるお小遣いを、私にはくれないって嘆いてましたけど(笑)
代わりに旨い酒を送ってくれたりするらしいから、やはりいい息子さんですね。(たまには実家に帰ってあげてね!)

もちろん、刺し身が美味しかったことは言うまでもありません。ヒメマスってサーモンと見た目も味も似てます。サーモンの脂を少なくし、ちょっと上品にしたような味でした。

ここは、心もお腹も満たしてくれる素晴らしい店でした!
外に出ると、漁師の民宿「石蕗」という看板がありました。
十和田湖の休屋周辺では、唯一の遅くまで開いてる店かもしれません(笑)
機会があれば、ぜひよってみてください!

19:00
ホテルに戻ってきました。この後は風呂に入って寝るだけです。
連日のロングライドで、さすがに筋肉痛が出てきています。
温泉で30分くらい揉み続け、軽減するよう祈ります。

部屋に戻ってからは、明日の到着時間の目安を確認します。
海洋館の見学のためには、やはり14時半までには大湊に行かなければ。

天気を見ると、案の定悪化してて、朝は雨予報になっていました。
走行距離は190km。こりゃここ一年間で一番ハードなランになるかもしれない……。
さすがに憂鬱な気持ちが大きくなってきます。

辛いだろうけど、さっき励ましてくれたおじちゃんの期待に答えるためにも頑張ろう。
明日は大間崎、って見栄張ってきちゃったし(笑)
そう自分には言い聞かせるのでした。

何と言っても、明日は本州最北端でのキャンプだもの。
(過程はどうあれ)やり通せれば楽しいに決まってる!

22:30、憂鬱さと期待との間で、就寝。

2015年夏 東北背骨ツーリング - 4日目

2015年夏 東北背骨ツーリング 自転車

出発地:会津高原尾瀬口駅

猪苗代湖 ①崎川浜キャンプ場

天童 ②道の駅天童

大曲 ③大曲ユースホステル

十和田湖ホテル十和田湖

大湊 ⑥ビジネスホテル

大間崎(本州最北端。旅の目的地)

大脇沢 ⑦大脇沢ユースホステル

新幹線で帰宅!

四日目:大曲ユースホステル十和田湖
総走行距離:170km
獲得標高:2000m

4:10
起床。いつもより早い時間ですが、今日の走行距離は洒落になりません。獲得標高もそれなりにあります。
せめて時間のアドバンテージだけでも得ようと思い、この時間の起床になりました。

f:id:y0my:20151005001253j:plain
朝焼けが綺麗だった。
今日の天気予報は晴れのち曇りのち雨。雨は18時まで降らないようで、ホッとしました。もう「雨降るかもプレッシャー」に晒されるのは疲れたよ。

こんな早い時間なのに、ペアレントさんは見送りに来てくださいました。
昨日と今日で、結構な元気をもらえました。 夜ご飯のお礼を言い、お別れです。
昨夜あんだけ食ったんだから、きっと走りきれる。

5:20 f:id:y0my:20151005001258j:plain
気持ちのよい朝焼けを尻目に出発です。
長い長い、170kmの旅路が始まりました。

6:00
お腹がすき休憩。今日は朝から何も食べていません。(昨日の夜が多すぎた(笑))
それでも、2時間走ればしっかりお腹減るんですね。
ガッツリと補給します。チョコシュークリーム・芋揚げパンを食べました。

f:id:y0my:20151005001308j:plain
天気は上々。
旅開始以来、初めてザックカバーをしまいました。

f:id:y0my:20151005001305j:plain
天気がいいから景色もいい。でも、景色に見惚れてる時間はない。 f:id:y0my:20151005001302j:plain
撮影は最小限に抑え、走ります。ひたすら走ります。 結局この日、一眼レフの出番はありませんでした。 f:id:y0my:20151005001312j:plain
※そもそも若い人と会いませんでした。

9:15
50km走ったところで休憩です。
残りは120kmですが、正直士気が上がりません。だってねぇ……。
* 残りの120kmには峠が二つある
* しかもひとつ目の峠は標高1000m
* 18時から雨というタイムリミット付き
うん、やる気出る要素が皆無ですよね(笑)昼の天気がいいことだけが、唯一の救いでした。

現在地は田沢湖手前。ここから先、70kmはコンビニがありません。
コンビニで和菓子・豚まん・あんドーナツなどを買いこみます。

やる気は出ないけど、行かなければ。
そう思い立ち上がると、ちょうど地元のサイクリストがやって来ました。 このおじちゃんがとてもいい人で、かなり励ましてくれました。
そして立ち去る前には、「なんか買ってきてあげるよ!」とまで言ってくれました。
もう行く準備はできてるので、特に欲しいものはありません。むしろ励ましてくれたことに、こちらからお礼を言いたいくらいです。とっても温かい気持ちになりました。

僕「準備万端なんで大丈夫です。走り飽きた時のおやつまで用意してますから!」
f:id:y0my:20151005001346j:plain そう言ってトップチューブバッグ見せたら爆笑されました(笑)

さてさて、こころなしか軽くなったペダルを漕ぎ、ひとつ目の峠の頂上にある「玉川温泉」を目指します。 f:id:y0my:20151005001318j:plain 気温は26℃。自転車日和ですね。

f:id:y0my:20151005001322j:plain 田沢湖を過ぎると、綺麗なダム湖に来ました。宝仙湖です。
ここで写真を撮っていると、年配のご夫婦が励ましてくださいました。
今日は色んな人に励ましてもらえるいい日だな。

天気は良くなってきており、太陽の熱を感じるほどになりました。
f:id:y0my:20151005001325j:plain ここで、新兵器サングラスを投入。
7000円ちょっとで手に入れた、ジャンクションプロデュースの度付きサングラスです。

しかし、この後の道が斜度10%を越える坂ばかりで大変でした。
f:id:y0my:20151005001328j:plain 厳ついスノーシェードも……
f:id:y0my:20151005001330j:plain 川沿いの道も……
f:id:y0my:20151005001333j:plain イモムシみたいなトンネルの中も……

ぜ~~~んぶ激坂でした。
ここ、ツーリング中に通るルートじゃないわ(笑)

13:15
f:id:y0my:20151005001338j:plain 息も絶え絶えに峠攻略。
f:id:y0my:20151005001340j:plain 看板を見ると「十和田八幡平国立公園」と書いてあります。とうとう看板に「十和田」の文字が!

f:id:y0my:20151005001343j:plain 防寒具を着こみ下ります。路面も乾いていて、すごく気持ちのいいダウンヒルでした!

15:00
道の駅かづのにピットイン。
おやつの時間にして、やっと昼にありつけました。
f:id:y0my:20151005001348j:plain 比内地鶏の親子丼です。ここの親子丼はなかなかの美味しさでした。
道の駅の現地ものにハズレ無し。

今日は既に120km走っています。
さすがに疲れが出てきて、その店でグダーとしていました。
外を見ると明らかに雨が降ってきています。
残りの50kmには、まだ峠があります。この時間から雨だと……こりゃかなりハードなことになりそうだ……。
長々と一時間は休み、再出発です。

16:15
……とその前に、道の駅近くのコンビニへ。
十和田湖は、近くにコンビニがありません。 今日だけではなく、明日の分も合わせ食料を買いこみます。
菓子パンやカップ麺などを買い、台風の下で引きこもる準備は万端!
さあ、いよいよ十和田湖へ50kmのダイレクトアタックです。

f:id:y0my:20151005001353j:plain十和田湖から20km手前の看板です

f:id:y0my:20151005001357j:plain このへんは馬刺しが名物なんでしょうか?

17:30
いよいよ登りが始まった……、と同時に雨が強くなってきました。
f:id:y0my:20151005001400j:plain 天気予報でも、雨だと言われていた時刻です。覚悟は決まっていますが、憂鬱ですね。
最後の峠は降られながらの登坂になりそうです。

目指すべくは、標高650mの発荷峠です。登頂後、250m下ると十和田湖に着きます。
なんで湖がこんな高いところにあるんだよと思いましたが、十和田湖ってカルデラ湖なんですね。

f:id:y0my:20151005001402j:plain いざ取り付いてみると、意外と斜度が高い道でした。
玉川温泉のような、10%を越える登りがずっと続きます。

18:00
峠頂上9km前にして、日没。峠の途中での日没は初めての経験です。
峠&雨&日没のトリプルコンボがキマりました。過酷すぎて逆に楽しくなってきますね(笑)

f:id:y0my:20151005001416j:plain Indiglo5を付け、淡々と刻んでいきます。
ちょっと心細いので、iPhoneで音楽をかけましょう。
f:id:y0my:20151005001405j:plain それでも、滝を撮影する程度の心の余裕はあったらしい(笑)
f:id:y0my:20151005001407j:plain よくある通行止めがこんな所にも。看板が光を反射している様子から、雨で地面が濡れていることが分かります。
雨は小雨ではないが、本降りでは無い程度の強さ。ダウンヒル大丈夫かな……。

18:35
f:id:y0my:20151005001410j:plain 発荷峠登頂!あとは下るだけです。
この下りがメチャクチャ寒かった……。たった250mの下りなのに、体の芯まで冷えかけました。
f:id:y0my:20151005001413j:plain 下り途中の一枚。
暗くて何がなんだか分かりませんが、人生で初めて見た十和田湖です。
下りきり十和田湖湖畔に着いた時は、体が冷え切る寸前でした。

19:30
f:id:y0my:20151005001420j:plain ほぼ街灯のない湖畔を走り、ホテル十和田湖荘に到着!
この時は「無事生還した!」という気持ちが強く、心からホッとしました。

入り口に行くと、ボーイさんの出迎え付き。しかも荷物を持ってくれるという。
これ、旅館じゃなくて"ホテル"だ!
しかもビジネスホテルとは違う、本格的なやつだ!
受付も
f:id:y0my:20151005001426j:plain ロビーも
f:id:y0my:20151005001432j:plain 売店も
f:id:y0my:20151005001429j:plain 異世界でした(笑)
こんなとこに泊まれるなんて、頑張ってよかった!

f:id:y0my:20151005001401j:plain 部屋もメチャクチャ広い!これは快適すぎるでしょ(笑)

落ち着いてから自分の足を見ると
f:id:y0my:20151005001424j:plain 葉っぱがついてました(笑)いいホテルに来る服装じゃありません(笑)
しっかし、本当にハードな一日だったなー。

体を綺麗にするため温泉へ。
これが最高だったことは言うまでもありません。

21:10
夕飯はホテル内の軽食屋で味噌ラーメンを食べました。 f:id:y0my:20151005001441j:plain 凝った味付けではないのですが、素朴な味でメチャクチャ美味しかったです。
体に沁みますね。
ツーリング中は基本的に何を食べても美味しく感じます。ただ、特に「素朴な味」を美味しく感じる気がします。家から離れてることによる、懐かしさ補正が入るのかもしれません。
このラーメンも普段だと「学食のワンランク上の味」としか感じないんだろうな(笑)

部屋に戻り、心ゆくまでグダります。 明日は一日中雨なので、自転車に乗らなくていい日。
なんて気楽なのか!
22:50、旅が始まってから一番のんびりとした気持ちで眠りにつきました。

今日わかったこと:
日没後の峠で聞く音楽は、初音ミク田村ゆかりのような現実離れしている音楽がよい。現実逃避が捗る。

2015年夏 東北背骨ツーリング - 3日目

2015年夏 東北背骨ツーリング 自転車

f:id:y0my:20151003005503j:plain出発地:会津高原尾瀬口駅

猪苗代湖 ①崎川浜キャンプ場

天童 ②道の駅天童

大曲 ③大曲ユースホステル

? ④未定どっかで一泊?

十和田湖 ⑤キャンプ場

大湊 ⑥ビジネスホテル

大間崎(本州最北端。旅の目的地)

大脇沢 ⑦大脇沢ユースホステル

新幹線で帰宅!

三日目:道の駅天童→大曲ユースホステル
総走行距離:143km
獲得標高:800m

5:45
f:id:y0my:20151002234456j:plain 起床。テントを開けると、もう見飽きてる曇天が目に入ります。
f:id:y0my:20151002234459j:plain テントの外に出ると、昨日は暗くて目につかなかったポスターが。 f:id:y0my:20151002234500j:plain あまりに胡散臭すぎる芸人とか
f:id:y0my:20151002234501j:plain 覆面バンドと言いつつ顔出ちゃってるグループとか。。。
天童は逸材がそろってるな(笑)

6:30
撤収準備完了。ちゃっちゃと出発します。
f:id:y0my:20151002234502j:plain 天気は小雨でしたが、今日はすぐに止みました。

8:00
出発一時間半にして腹ヘリでコンビニへ。
昨日の夜はたっぷり食べたし、今朝は菓子パンも食べたのになぁ……。
確実にツーリング腹になってきてますね。
今日の胃もたれは酷くなく、食欲も戻ってきました。
欲望に従って、オールドファッションドーナツとアメリカンドッグを買います。
油の塊だけど、この体調なら大丈夫なはず!
お腹も心も満たされ再出発。

今日は午後から雨が降るという天気予報でした。
その前に行けるとこまで行こうという作戦です。

f:id:y0my:20151003005503j:plain 今日走っている道は、新道と旧道に別れたり、合流したりを繰り返します。
自転車は新道を走行禁止になっており、その度にアップダウンの激しい旧道を走ることになります。

f:id:y0my:20151002234508j:plain 牧歌的な田んぼを尻目に走ったり……。
f:id:y0my:20151002234505j:plain なぜか西瓜畑があったり。

f:id:y0my:20151002234507j:plain それにしても、雲が黒い。
晴れならばとても楽しい道だと思うんですけどね。
いつ雨が降るのかというプレッシャーの中だとイマイチ楽しめません……。

11:05
f:id:y0my:20151002234513j:plain おにぎり・羊羹を食べ小休憩。雰囲気的に、ここからしばらくは登りが続きそうな予感がします。天気はまだ保ちそうな感じです。

11:45
f:id:y0my:20151002234515j:plain 主寝坂隧道通過!

12:15
f:id:y0my:20151002234516j:plain 雄勝トンネル到着!
「主寝坂」「雄勝」どちらもやまいがに出てきた地名です。現地にいると思うと、否が応にもテンションが上がりますね!
そして雄勝トンネルで待っていたものは……
f:id:y0my:20151002234517j:plain 県境だ!!!
山形県を越え秋田県へ!
秋田県って言うと青森の南にあるやつですよね?
我ながら随分遠くまで来たものです。
f:id:y0my:20151002234518j:plain トンネルを抜けると、秋田美人の看板がお出迎え。

12:50
道の駅おがち到着。
ここまで既に95kmも走っています。
順調に距離を稼げていますが、さすがに疲れました(笑)

f:id:y0my:20151002234519j:plain 道の駅の食堂で醤油ラーメンを食べました。
うん、普通のラーメンだ。学食よりワンランク上な、ごくごく平凡な醤油ラーメンな味がする。 やっぱり道の駅では、店がプッシュしているメニューを食べないとダメですね(笑)

さて、そろそろ明日どこに宿泊するかを決めなければいけません。
調べていると、大曲と十和田湖の間には「乳頭温泉」というマニアックな温泉があるらしい。あるテレビ番組では「秘境な温泉ナンバーワン」に選ばれたとか何とか。マイナー厨としてはメチャクチャ気になる……!
明日の目的地が決定した瞬間でした。

13:50
かなりゆっくりと休めました。最後の距離を埋めるべく出発します。

f:id:y0my:20151002234520j:plain 今旅初めての晴れ間キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!
興奮してたくさんの写真を撮ってしまいました(笑)
とはいえ、太陽の熱を感じる程ではないし、雨もポツポツ降ってます。 f:id:y0my:20151002234521j:plain 地面が水玉状に濡れてますね。
う~ん、晴れ間は嬉しいけどぱっとしないなぁ……。

f:id:y0my:20151002234522j:plain 今日一番綺麗だった景色。旅してるって感じがしますね。
明日からもこの天気が続けばいいのに……。

ここで、左足のクリートがかなり死んできていることに気づきました。 この辺でクリートが買えそうな自転車屋は……イオンサイクルしかないか?

2店舗ほど回ってみましたが、どちらにも売ってませんでした。
現地の人に言わせると「半年は雪に閉ざされているので、自転車を趣味にしている人はほとんどいない」とのことで(笑)
クリートは諦めざるをえませんね。

今からユースに行くのは早過ぎるので、イオンのフードコートで寝たりして時間を稼ぎました(笑)

18:30
大曲ユースホステル到着! ペアレントさんが「よく来たねー!」と快く迎えてくれます。時期が時期ですから、宿泊客は僕一人です。

荷物を置き、少し休むとすぐに夜ご飯です。
チャリダーさんはたくさん食べるでしょ?ちょっと多めに作ったよ!」
そうおっしゃいながら持ってきてくださった夕飯はすごい量でした。
f:id:y0my:20151002234523j:plain これ、一見普通の量に見えますが、すごい量なんです。
左奥の汁物ですが、あの器、普通の丼ぶりサイズです。
手前の肉は、10cm四方くらいあり、ファミレスのハンバーグがミニチュアなんじゃないかと思うサイズです。
これ、食べきれるのか……?
一瞬固まったのが伝わったのか(笑)、ペアレントさんに「食べられるだけでいいよ!」と言っていただけました。

会話しながら食事は進みます。
「どこから来たの」という話から、「東北内陸は山ばかりだからチャリダーが来ない」という話など、色々しました。

会話の流れが変わったのは、明日の予定について話をした時でした。
アレントさん「明日はどこまで行くの?」
僕「乳頭温泉まで行こうかと思ってます。」
アレントさん「乳頭温泉か!あそこはいいよね!!!七湯全部入ったけど、一番のオススメは~~~~~」
僕「!?」
これがですね、お湯の感じ方とか、かなりの玄人じゃないと分からなさそうなお話でした。

ちょっと話を変えてみましょう。去年のツーリングとかどうだろう。
僕「温泉といえば、去年のツーリングで草津温泉行きましたよ!」
アレントさん「草津温泉か~!あそこはphが2だからね!結構お湯がキツイよね!」
phがソラで出てくるだと!?しかも草津温泉って、ここからめっちゃ遠い場所だよね!?
なんで知ってるんですかwwwww

そう思い、ふと後ろを向くと……。
f:id:y0my:20151002234524j:plain う、うわああああああ(椅子から転げ落ちる)
温泉の話になると語らずにはいられない、おちゃめなユースご主人なのでした(笑)
どうやら全国の温泉に入ることをライフワークとしているようです。

さて、30分くらいするとペアレントさんは食堂から退室し、一人での食事になりました。食事の量はまだ半分くらい残っています。美味しいので、箸は止まりませんが、徐々に辛くなってきました。でも、頑張れば食べきれないことはなさそう。ここは食べきった方が達成感も得られるし、やるっきゃない!(←考え方が食事じゃなくてスポーツになってる(笑))
食事開始から1時間後、苦手なトマトも食べ、無事完食しました!

食器を片付けに来たご主人が「おぉ!?」と感心してる声を聞き、ほくそ笑むのでした(笑)

お腹が落ち着くのを待ち、お風呂に入り、洗濯機を回します。
ニュースを見ると、関東は台風により大変なことになっているようでした。(鬼怒川の堤防が決壊したらしい)
台風の影響は明後日東北に届き、通日雨になるようです。
ここで「明後日は一日中走らない方がいい」ということに気づきました。
そして、明日の目的地を乳頭温泉から十和田湖に変更することにします。
本来、十和田湖までは2日かける予定でしたが、一日潰れるのなら、挽回のため一日短縮しなければなりません。乳頭温泉は泣く泣く断念します。

十和田湖までの距離は170km、獲得標高は2000m。かなりのハードコースになりますが、やるしかありません。
明日はキャンプの予定でしたが、台風に備え、屋根のある場所に泊まることにしました。十和田湖で一番安い宿を探すと、「ホテル十和田湖荘」でした。かなり豪華な温泉もあるようで、期待できそうです。

必死に十和田湖の宿を調べていたせいで、時刻は23時になっていました。
明日はハードだけど、目的地はホテルだし、明後日は一日中休み。なんとかのり切ろう。

2015年夏 東北背骨ツーリング - 2日目

2015年夏 東北背骨ツーリング 自転車

出発地:会津高原尾瀬口駅

猪苗代湖 ①崎川浜キャンプ場

? ②どっかの道の駅でテント泊野宿

大曲 ③大曲ユースホステル

? ④未定どっかで一泊?

十和田湖 ⑤キャンプ場

大湊 ⑥ビジネスホテル

大間崎(本州最北端。旅の目的地)

大脇沢 ⑦大脇沢ユースホステル

新幹線で帰宅!

二日目:猪苗代湖→どっかの道の駅
総走行距離:140km
獲得標高:950m

5:00
f:id:y0my:20151001005004j:plain とても深く眠れました。
深すぎて、起きた瞬間自分がどこにいるのか分かりませんでした。 これだけよく寝れれば頑張れる。気力十分です。
昨日の雨で、テントへの多少の浸水はありましたが、マットのおかげで体には到達せずにすみました。

f:id:y0my:20151001005006j:plain 天気は小雨。雨の後のテント撤退ほどだるいものはありません。のろのろと撤退作業をし、6:15には出発準備完了。
今日のコースは前半峠越え、あとはずっと平地です。

6:45
f:id:y0my:20151001005014j:plain 昨日、夜ご飯を買うはずだったセブンで朝ごはんです。
依然として食欲はありませんが、昨晩の白米と比べればどんなものでもおいしく感じるのでした(笑)

しばらく走るとラーメンで有名な喜多方に来ました。
看板も、ラーメン屋が多くなります。
「朝ラーメン」と書いてある看板もありましたが、胃もたれが酷くてそれどころじゃない……。

f:id:y0my:20151001005017j:plain 雲が厚すぎて山は見えません(笑)
そもそも小雨だしね。

8:50
山の麓のコンビニで休憩。依然として食欲は無く、30kmに2つおにぎりを詰め込んでいきます。
ここからは大峠トンネルまで登りです。疲れた時のため速攻元気を買っておきましょう。

登り始めると、いよいよ雨が強くなってきました。今回の旅初めての本降りが始まりそうです。だけどこの道はトンネルが多いことで有名な道……!

f:id:y0my:20151001005025j:plain トンネルを抜けると……
f:id:y0my:20151001005027j:plain またトンネル!
そのトンネルを抜けると…………
f:id:y0my:20151001005030j:plain またまたトンネル!!!

こんなのがずっと続きます(笑)
おかげでほとんど濡れず、半袖の短パンのまま頂上まで行くことができました。

10:05 f:id:y0my:20151001005032j:plain 頂上の大峠トンネル到着!

f:id:y0my:20151001005038j:plain このトンネルはとても長く、4kmもあります。(旧道はMTBで通り抜けられるが、壮絶な道になってるとか……。)

f:id:y0my:20151001005040j:plain トンネル内で福島県が終わり、いよいよ山形県に入りました。
天気は悪いですが、未踏の県への突入にテンション上がります。

トンネルを抜けると、いよいよ雨が本降りになっていました。
f:id:y0my:20151001005035j:plain 現在の記憶は16℃。

f:id:y0my:20151001005043j:plain 雨具をフル装備し、下り始めます。道幅が広いので、結構とばせる道でした。
とはいえ、今日は路面がウェットなので、無理のないスピードで走ります。
雨の下りは、去年のツーリングで散々経験しました。そのため、精神的余裕をもって、安全に下れました。

11:10
f:id:y0my:20151001005047j:plain 下りきり、雨も止みました。自販機の前で休憩し、雨具を脱ぎます。
f:id:y0my:20151001005049j:plain キャリアもこの通り。かなり雨が酷かった様が伝わると思います。

休憩を終え走り出しますが、道は単調な平坦路です。いい写真を撮れる天気ではないし、刺激がない。
淡々と距離を稼ぐよう走り続けます。

13:00
目的地まで40kmのセブンで休憩。さすがに疲れが出てきました。速度は22キロくらいしか出ません。
疲れ気味でお腹がすいたので、ミニカップ麺を食べました。これは、エネルギー・塩分・水分を同時に補給するためです。
今日のような肌寒い日はまさにカップ麺日和ですね。

この時点で、今日の目的は「道の駅天童」と決めました。
噂によると、屋根付きの野宿出る場所があるとのこと。
地面が土じゃなくて屋根まであるなんて最高ですね!

f:id:y0my:20151001005057j:plain それにしても、雲が厚い……。

最後の40kmを走っている時、「温泉ゆぴあ」の看板を見つけました。
なんと、山形最大級の温泉施設があるらしい……!
宿となる道の駅からは7km離れていますが、行くしかないじゃないか。
1日ぶりの風呂だ、盛大にいこう!

f:id:y0my:20151001005052j:plain ボロボロだけど、速攻元気で登坂車線を攻略します。温泉のためなら頑張れる(笑)

16:00頃
道の駅天童に到着。テントを設営する場所を確認します。
道の駅で野宿する時は

  • 人目につかない、でも明かりが見える
  • テント設営は道の駅の営業を終えてから
  • 道の駅の営業が始まるまでに撤収すること

の3つがセオリーらしい。
営業終了が18時なので、まだまだ時間があります。
その間に温泉に行ってしまいましょう。

18:00頃
f:id:y0my:20151001005100j:plain ゆぴあ到着!
実は、ここまでかなり迷いましたが、この描画は辛すぎるのでカットで(笑)
結局20km余計に走り、今日の総走行距離が160kmになったとだけ言っておきましょう(笑)

そんなことより、一日ぶりの風呂です!
ここで駐輪場を探していた所、老婦人が話しかけてくださいました。
定番の「どこから来たの?」です。
昨日からコンビニ店員意外と話していなかったので、地味に嬉しかったですね!
話終わった後、人恋しかったんだなと自覚させられました。

それにしても、この清潔な建物です。泥にまみれた一日からすると、別世界に来たようですね! f:id:y0my:20151001005102j:plain

風呂は最高の一言に尽きましたね。
もう、疲れがお湯に溶けてくようで……。
HPも回復しましたが、それ以上にMPが回復しました(笑)

温泉から上がったら、ゆぴあ内にある食堂で夜ご飯です。
道の駅で自炊はマナー違反なんで、今日は外食します。

せっかくだから現地の名物を食べたい。
ということで、今夜の夕飯は庄内豚カツ丼に決定!
f:id:y0my:20151001005105j:plain なんとここの店、大盛りが無料でした。
お腹の調子はイマイチだけど、そろそろツーリングに適応してくれてもいい頃合い。ここは大盛りでいきましょう!

f:id:y0my:20151001005105j:plain 食欲のなさが吹き飛ぶほどの美味しさでした。
量も適度で、最後まで飽きずに食べきりました。昨日の夕飯のことなんてモウワスレタヨ。

19:50
ゆぴあを離れ、道の駅天童に向かいます。
周囲は完全に暗くなっており、街灯はほとんどありません。
でも、Indiglo5をLowモード(600lm)で点灯すれば、問題なく走れます。
このライトは本当に買ってよかった。

道の駅天童の野宿場所に行くと、既に先客がいました。
向こうの方も人恋しかったようで、テント設営前に話し込んでしまいました。

聞けば、彼は原付きで北海道から旅をしている方でした。
ライダーハウスに泊まるのが楽しすぎて、北海道を抜けるのに一ヶ月もかかったらしい(笑)生粋の旅人さんですね。

彼に「昨日はご飯を炊いた」と言うと、驚かれました。なんでも、カロリーという観点からのコスパを追求したチャリダーは、食パンにマヨネーズを塗るという食事に行き着くとか(笑)
その域までは行ける気がしない(笑)

f:id:y0my:20151001005001j:plain そんなこんなで、テントを設営し、明日のルートを確認したりしていたら夜が更けて来ました。明日の旅程は140キロですが、宿はユースホステル
久しぶりに布団で寝られます。人恋しさも解消されたし、今夜はとても楽しい気持ちで眠りに付くことができました。

23時 就寝。